| ■10年たって、仕事がおもしろくなってきた |
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ロングインタビュー番外編
*ここでは紙面で掲載できなかった内容を、追加してご紹介します。 |
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| −前回の選挙のポスターが印象的だったのですが、今国会でも”審議拒否”がありましたね。 |
「私も審議拒否がいいとは思っていません。しかし与党のやり方は、ひどすぎました。たった9時間ですよ。9時間で強行採決。民主主義の基本である選挙法を変えるのに、です。非拘束式は個人に入れた票が、党の票にカウントされるということです。マスコミが大合唱しているように、全国的に知名度の高い芸能人などが有利になります。
たとえばたくさん票を獲得した人が、選挙違反で当選が取り消しになるとします。でも党にカウントされた票は残る。そんな議論が尽くされていないのです」 |
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| −本当に”この国には議論が足りない”みたいですね。 |
| 「そうじゃない場面もたくさんあります。10人いて6対4なら、6が勝つわけです。しかし議論をするうちに4が6になることもある。だからおもしろいわけで」 |
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| −仕事、おもしろいですか? |
| 「おもしろいですよ、楽しいという意味ではなくて。なんとなく日本には、公務員は24時間公の立場でいなくてはならない、趣味や贅沢はいけないという風潮があるような気がしませんか?
大蔵省や建設省の人と話をする時、まずみなさんが生活を楽しみなさいと言うんです。たとえば居住空間を広げるとか、率先して有給休暇をとる。そうでなければ”ゆとりある生活”のための発想なんて、生まれてこないと思いませんか」 |
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| −いよいよ21世紀ですね。 |
「今世紀最後とか、新世紀に向けてとか、最近その手の質問多いですよね。たとえ21世紀になっても、私のスタンスは変わりません。中央から地方へ。中央が握っている権限を、大胆に地方へシフトしていきたいと思っています。これだけ生活が多様化したり、個人の価値観がバラバラになっているのに、ひとつのシステムで解決しようなんて無理でしょう。
たとえば地域通貨って、あれおもしろいですよね。ひとり暮らしのお年寄りがソファを動かしたいと思って、地域の人に頼む。頼まれた人はその労働分を、また別の地域の人からたとえば食事をつくってもらうとか、労働として受け取る。昔でいう”隣組”を現代にアレンジした方法ですよね。
近ごろのNPOの活躍を見てもわかるように、今は政治よりも市民の方が先を行っている時代。そのためにどんな法律が必要かを、生活者が求め、発想して、私たち政治家がかたちにしていく。そうなった時にはじめて、日本もダイナミックに変革を遂げるかもしれないと思うのです」 |
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