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新着情報バックナンバー>2003年 松本龍新春のつどい





日時/平成15年1月25日(土)
ゲストスピーチ/加藤公一 衆議院議員、鎌田さゆり 衆議院議員、杉浦博夫 松本龍連合後援会会長


[杉浦博夫後援会会長のごあいさつ]
 杉浦でございます。皆さん、あけましておめでとうございます。皆さん、お健やかに平成15年の新しい年をお迎えになられましたことと、お慶びを申し上げます。
 今日は恒例となりました、松本龍 新春の集いにご案内申し上げましたところ、このように沢山の方にご参席頂きまして、本当にありがとうございます。
 そしてまた、公務ご多端の中にかかわりもせず、麻生渡福岡県知事、山崎広太郎福岡市長にもご出席を賜りました。また民主党からは、鎌田さゆり、加藤公一両衆議院議員が国会開会中のたいへんお忙しい中、遠い所駆け付けて頂きました。心から感謝申し上げます。

 さて、昨年は明るい話題が非常に少のうございました。しいて言えば、2人の方がノーベル賞を受賞されたということに尽きるかと思います。その中にありまして、私どもは明るいニュースを受けました。

 それは、松本龍が昨年9月までは民主党の選挙対策委員長をしておりましたけれども、10月に衆議院の環境委員長に就任を致しました。
 ただ今、23の委員会、特別委員会があるようでございますけれども、自民党と公明党など、いわいる与党で15委員長を務めておりまして、民主党と自由党で残りの8つの委員長を務めておられるようでございます。
 この委員長というのはご承知と思いますが、なかなか権威のある役職でありまして、そういう役職に松本龍がつくことができたということは、たいへん嬉しいことでございます。
松本龍の実力と人柄が認められたと、たいへん喜んでおる次第でございます。
 このように国会で松本龍がまた活躍できる場ができたわけでございますけれども、それもこれも4回当選ということをさせて頂きました皆さん方のおかげでありまして、ご報告申し上ると同時にあらためてお礼を申し上げたいと存じます。
 今年は選挙の年であります。今日おいで頂いております、麻生渡福岡県知事は4月の選挙をひかえておれらまして、ご健闘をお祈り致したいと思います。山崎市長は、選挙が終わられて、もうにこやかで、非常に余裕を持っておられます。このお二方、対称的でございます。
 そして、衆議院でも解散総選挙ということが取りざたされておりますが、そういうことになりますと、皆さん方に大変なお世話になろうかと存じます。何卒今後ともよろしく松本龍にご支援を賜りますようお願いを申し上げます。

[衆議院議員 加藤公一様のお話し]
 皆さん、明けましておめでとうございます。
 ご紹介を頂きました、民主党の加藤公一でございます。
 私は東京が選挙区でございまして、志村けんさんで有名な東村山音頭の、あの東村山という、都心からちょっと離れた所です。東京のはずれの選挙区から、今日はこの松本龍さんの新春の集いのためだけに福岡にお邪魔を致しました。
 どうして私のような若造がお招きを頂いたかということなんですが、おそらくは松本龍さんが国会でどんなご活躍をしているのか、皆さまに本音のところで少しご報告をするというのが、私の使命と思います。今日はそんな観点から少しだけお話しを申し上げます。

 もちろん、いつもどおり、「龍さん」と呼ばせて頂いておりますので、今日はそんな調子でご勘弁を頂きます。
 龍さんが、環境委員長をされてる、それはたいへんなことでございまして、お話しをすればご理解頂けるんですが、じゃあそれ以外どうなんだろう、若手とは仲良くやっているのか、ちゃんと国会で働いているのか、皆さまご心配じゃないかと思います。
 実は松本龍さんが選挙対策委員長の時に、私はその下で一緒に仕事をしました。

 次の衆議院の選挙に向け、新人の候補を発掘するという、プロジェクトでございます。
新人候補者と言いますと、じゃあ一体どういう人がなるんだろう、どうやって政治家になるんだろう、なかなか今までは分かりません。やはり多くの、いろんな市民の皆さんが出れるというのが、民主主義の原理原則だと。そんな意味から多くの方に手を挙げて頂こう、ということで公募を実施しました。
 新聞やインターネットで広告を出し、政治家になりたい人はどうぞ応募して下さいと、こういうプロジェクトを一緒にやりました。私を含め、なんと新人議員の一回生だけで6名のチームを組みました。その責任者が龍さんでした。
 今まで政党がこうしたプロジェクトを組むのは初めてで、いろんな議論がありました。
予算や広告の内容など、議論をしました。ちょっと頭の堅い方もいますので、その時には龍さんが必ず我々の意見をしっかりと受け止めて、党の幹部の説得をしてもらいました。
 私どものつたないアイディアではありますが、一生懸命考えたことが実現し、結果として日本全国、アメリカからも応募があり、四百数十名の方に手を挙げてもらいました。
今40名あまりの方がその審査に合格をして、選挙区の調整という作業に入っています。
 たいへん手前味噌ではありますが、大成功のプロジェクトだったと思っております。
これもひとえに龍さんが我々のアイディアをしっかり聞いて、よし若手に任せてやろうと、そんな思いで仕事をして頂いたと感謝しております。
 民主党というのは、たいへん若い政党です。衆議員の1回生がなんと1/3を占めています。3回生までだと、もう7割を超えます。その若手の本当の意味でのリーダー、心の支えになっているのが、龍さんであります。時には厳しくまた時には非常に優しく我々の面倒をみて頂いております。
 国会では、大先輩で相談しにくいなあという方もいるわけで、困った時にはすぐに龍さんのところにお声かけをして、助けてもらっている、というのが現実です。皆さまがしっかりと龍さんを支えて頂いているからこそと、私からもあらためてお礼を申し上げなければならない、そんな思いで今日はこの場に馳せ参じたところです。
 今年はどうやら衆議院の解散総選挙というのもあるようでございます。私も全力疾走で走り抜けなければならないのですが、この場にお集まりの皆さまには、松本龍さんのお支えを頂きまして、そうすると私が国会で龍さんに助けてもらえると、こういうたいへんいい循環になります。そういう意味でも、私からもお願いを申し上げたいと思います。

[衆議院議員 鎌田さゆり様のお話し]
 東北は宮城、仙台 大雪の山ん中から出て参りました、
“小粒な肝っ玉かあちゃん”とでも覚えて下さい。鎌田さゆりと申します。
 こんなでっかい演台でしゃべったことがなくて、あのそちらの方の方はちゃんと見えてるのかなあなんて、心配していたら、あんな大きなスクリーンもあるし、大丈夫だなと安心してお話しをさせて頂きたいと思います。

 私たち若手が尊敬する 松本龍先輩の新春の集い、こんなにたくさんの方々が参加され、私も心からお慶びを申し上げたいと思います。
 会場に入るなり足が震えまして、どんなに大きな集会だってこんなたくさんの人の前で私はしゃべったことがないぞと。
 さらに感激をしたのは、松本龍さんを囲むこの新春の集い、会費がなんと1.000円というじゃないですか。すばらしいでございます。いいです。だって、1.000円と言ったら、隣の奥さんもあそこの学生さんも私の息子の中学校3年の息子がおるんですが、うちの息子だって小遣いから出して来れっかもしれない。つまり、みんながこうやって集うことができる、そんな会を龍さんは提供している。本当に素晴らしいことだと思います。
 サンドウィッチとドリンクで、松本龍さんの国政報告を多くの方が聞きに来られる、本当にみんなの民主党、それを龍さんがしっかり作ってるんだなと、今日はあらためて教えて頂いたような気がしております。ありがとうございます。
 加藤公一さんと私、同じ38才でございます。
 国会議員1年生の私たちから見てですね、永田町というところがいかに変かということ。“議員1年生は見た、ここが変だぞ永田町”というのが沢山あるんですね。どっかのテレビ番組じゃないんですが。当選して1日しか仕事をしてないのに、ひと月分まるまるの給料をもらえるなんて世の中あり得ないでしょう。それが、国会は1日しか仕事に行ってないのにひと月分もらえちゃう。
 それから、民主党についても、自分の党ですが、野党なんですから、政策をジャカスカ出していくのはたいへん素晴らしいです。頭の良い議員がたくさんいます。でも第一の使命はやっぱり、本丸は相手自民党。ここを倒すことにエネルギーを集中しなくちゃいけないのに、夜中まで自分たちで立法作業をする。
 私は家が仙台ですから、仙台と東京をほぼ通勤状態で往復してるんです、毎日。そうすると、9時半が最終電車で11時位まで議論されるとアウトなんです。帰れないんです。
 ですから、できるならばピシッと議論をまとめて、大きなところでの議論の中味を国民の皆様に、“自民党との違いはこれだ”というものを出す。細かいところまではあんまり、ねじりはちまきしてやる必要もないんでないかと。
 そういうおかいしぞっていうのを私たち若手がギャ−ギャ−言いながら直していく。
それを快く見守ってもらっているのが龍さんなんですよ。

 先輩方の中にはね、特に4期5期やってらっしゃる方の中には、「対等なんだぞと、1期も5期も。」と言いたくなる時があるくらい、ふんぞりかえってる人がたくさんいますよ。
 でも、私たち若手にあたたかいエールを贈ってくれる、龍さんは私達にとってかけがえのない先輩なんです。だから仙台空港、真っ白白けの雪の中ででも飛行機飛びましたから来ましたけれど、龍さんの応援に駆け付ける、そんな気持ちになるものでございます。

 立法機関の国会におりますと、法律の法という字、あらためて考えさせられます。
“さんずい”に“去る”と書くんですね。“さんずいに去る”、“水が去る”、血も涙も汗も報われないと。これが法かやと思う時がしょっちゅうあります。
 でも、龍さんを筆頭に私たちは人権問題、そしてあらゆる差別の撤廃、暴力のない社会、これを作り上げるために、きっちりと、血と汗と涙が報われる政治、これを作んなくちゃいけないんだと思いを日々強くいたしております。

 私は数少ない女性議員のひとりです。
 民主党は“あなたの地域にプラスワンの女性議員を”ということで、地球上男と女半分ずつですから、本当なら半分ずつの政治家だといいなあと思っておるんですが、ひとりずつ増やしていこうということでその運動をしておりました。私が男女共同参画委員長を、龍さんが選対委員長の時にです。
 女性はどうしても経済的な自立というものがたいへん難しいです。
 選挙に出るといっても、市議会議員で50万円の供託金が必要とか、国会議員では300万円必要とか。そんなお金ありませんよ。私はなかったんですが、そういう女性に財政的なバックアップをしようという時に民主党もお金ありませんから、党内から男性議員も含めてカンパしてっと頼みました。「なんだ、俺たち男性さもカンパしてけれたらいいだっちゃ。」という男性が多い中で龍さんは、まっ先にカンパをしてくださいました。

 そんなあたたかく理解のある龍先輩には、これからも私たち女性の味方として国会にお送りを頂きたいと思います。

 どうぞ皆さん、今年はきっと総選挙があるんでしょう。
 どうぞ皆さま、今年大きな選択の時になった場合には、「政治を財テクの道具に使ってジャカスカ皆さんが納めた税金を自分のポケットに入れる」そんな政治をこれからも続けていくのか、それとも「けなげに法案を作り、一所懸命皆さまと同じ目線で政治に携わろうとする」そんな政治を選ぶのか、一人ひとりの意識に関わっております。
 どうぞ今後とも松本龍さんを中心とした民主党にご支援頂きますよう、心からお願いを申し上げます。

[松本龍のご挨拶]
 1月の大切な時間にこんなにたくさんの皆さんにお集りを頂きました、また知事,市長をはじめたくさんのご来賓にご出席を頂きました。心から感謝を申し上げます。ありがとうございました。
 実は、加藤さんと鎌田さんを何故呼んだかというと、私が当選したのが38才であります。ですから、38才の1年生議員に1回来て頂いて、自分自身この13年間を振り返ってどうだったかということを、あらためて彼ら2人を鏡にしながら、今日は新しい年を迎えたい、ということで東京からまた仙台から足を運んで頂きました。少しこそばゆくなる位持ち上げられましたが、お二人に感謝を申し上げます。ありがとうございました。
 また、私の恩師である、藤野千代子先生は、今日88才、小学校1年生の時の恩師にも駆け付けて頂いているところであります。

 私は昨年のちょうど今頃、国会は景気と雇用と失業対策に重点を置かなければならないとお話しをし、強い決意で国会に臨ませて頂きました。
 しかし、皆さんご承知の通り、前半は鈴木宗雄さん、そしてもうひとりの加藤紘一さん、田中まきこさん、辻元清美さん、参議院の井上議長など、多くの秘書がらみの事件、あるいはお金にまつわる事件がありました。昨年の国会は私は“ワースト国会”だという風に言わざるを得ないと思っております。

 私が去年一番ショックを受けたのは、ある中小企業の方々と話しをした時であります。
「松本さん、『失われた10年』という言葉があるけれども、この失われた10年がどれ程
 大きかったが政治家はわかっていない気がする。」
 つまり、この失われた10年間で中小企業のおやっさんというのは、従業員を家族のようにしてますので、景気が悪くなっても辞めさせるわけにはいかない。
 従って、この10年間どんなことをしてきたか。不動産を売ったり、あるいは貯金をはたいたりしながら、かつかつの給料を払ってきた。つまり、売上から給料を払うのではなくて、ポケットから、自分の財産から給料を払ってきた。
 この10年間はそれが実体だったんです、という話をされました。
 ここ2、3年の倒産件数が多いのは、もうそれもできなくなった結果だ、ということを言われた時に、本当にショックを受けました。

 小泉さんや竹中さんはこのことをわかっているんだろうか。
 一昨日テレビでご覧になった方もおられると思いますが、まさに無責任な発言しかされませんでした。そういう思いをもって、今度の国会は頑張って参りたいと考えております。

 菅さんがテレビで居住空間を大きくしましょうという話をしました。
実は私は3年前に民主党の中でそれを提案し、選挙の時そのことをずっと言っておりました。やっぱり公営の賃貸住宅などは、もっと大きなものにして、ものが買える、あるいは在宅で介護や看護ができるそういう居住空間に変えていこう。このことが経済効果を高めていくひとつの手立てだと思っております。
 また、税制や公共事業の話にも触れました。もっと投資効果が高い公共事業、そして雇用効果の高い公共事業をしっかり見つめて、それらを環境や高齢化社会に対応した公共事業にしていく。このことも民主党は提案しておりますが、これからの時代には大切なんだなということを心から思っています。

 環境委員長に就任しました。実は環境委員長というのはたいへん重い役割であります。
今年は通常国会で、8本くらいの法案がかかります。環境庁始まって以来、一番多い法案の数です。産業廃棄物の問題、温暖化の問題、循環型社会の問題は今までは大量生産、つまりたくさんのものを作って大量消費し、たくさんのものを捨てる、という大量廃棄をしてきた。こういうことをこれからは無くしていかなければならない。
 限りある資源の中で、循環型の社会を作っていかなければならない、こういうテーマをもって心新たに取り組んでいきたいと考えております。

 私はとにかく外に出るのが大好きです。12月に環境委員会は早速視察を行ないました。
 板橋区にある、金沢小学校。金沢というとあの金沢と思われますけれども、板橋区のあの加賀藩の、屋敷の跡に建ったから金沢小学校といいます。
この小学校は十数年かかって2,000本の木を校庭の片隅に植えたり、子供たちが一生懸命にその面倒をみています。
 学年の木というのがあります。私は5年生に案内をしてもらったのですが、5年生の木は、ポプラとキィウイだそうです。つまり、ひとつは実のなる木を必ず各学年が持っている。
 ふたつの木をしっかり学年の子供たちが大事にしながら育てている姿を見ました。
 私を案内して、「ポプラですよ。これが。」と小学校5年生が言うんですね。「これはメタセコイヤですよ。」「これは夏ミカンの葉っぱですよ。」と落ちてる葉っぱを私にくれました。
 私はそれを大事に家に持って帰って、議員宿舎の玄関に置いております。
 本当にいい子たちに案内をしてもらいました。
 私も5年生から教えてもらうばっかりだといかんから、「ポプラというのは日本では、風が響く木と書いて“風響樹”という呼び方もあるんですよ。」となけなしの知識をはたいて教えてやりました。この学校に入学できて良かったということをみんな言ってたのが、感動的でした。そういうフィールドに出ることも大事だと思っております。

 私はこの2、3年党務と公務でとても忙しい。父松本英一の言葉があります。「龍、生爪剥いでも義理欠くな。」といつも言っておりました。
 この2年程、皆さま方にお会いする機会がなく、義理を欠いてきたと思っています。あらためてお詫びを申し上げなければなりません。
 私はこれからもまたこれまでと同様、一生懸命、地に足を踏ん張って頑張って参ります。よろしくお支えを頂きますように心からお願いを申し上げます。
 皆さまにとって健やかな一年でありますことを心から祈念を申し上げ、松本龍 新春の誓いとまたご報告にさせて頂きます。ありがとうございました。


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