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>2005年 松本龍新春のつどい
日時
/2005年1月29日(土)
会場
/ホテル日航福岡「都久志の間」
[松本りゅうのごあいさつ]
大変
お忙しい中に、これだけ多くの皆さんに足を運んで頂き、新春のつどいが開催できますことに心から感謝を申しあげます。
昨年の中越地震、またスマトラ沖の津波や様々な災害によって亡くなられた方々に、そして 敬愛する杉浦会長に対しても心から哀悼の誠をささげたいと思っております。
さらに被災にあわれた方々、厳しい寒さの中で頑張っておられる方々に心からお見舞いを申 し上げたいと思います。
今年
であの阪神淡路大震災から10年の歳月が流れました。私もいろんなテレビ番組を見て当 時のことを思い出しました。実は私は震災後の復興プロジェクトの座長を務めておりました。
各省庁全部集めて最初私が何を言ったかというと、「たて割り行政はやめよう」と。それぞ れ知恵を出して、それぞれの情報を共有し合おう、ということを私は始めました。「たて割 り行政はやめよう」とは、例えば仮設住宅は厚生省(当時)の管轄ですが、すぐに提示を出 したのは、建設省(当時)にプレハブ業界のプレハブをしっかり人数分集めてくれというこ とでした。つまり、たて割りでいけば厚生省がずっとやるわけですけれどもそうもいきませ ん。だからそういうことを変えることから始めたわけです。とにかく急いで復興しなくては、 ということで約2週間建設省の幹部と話を詰めていきました。
『被災市街地復興特別措置』 つまり区画整理の段階から公費を投入しようという特別の法律を2週間でつくりました。 毎日8時間の会議を1ヶ月半続けました。政治と行政と地域が一体になってあれだけ会議を したのは私も初めてですし、官僚のみんなも「こんな経験は初めてです。いい勉強になりま す。」と言いながら役所に泊まったりしながら頑張っていました。そして一番きつかったの はですね、がれきの処理であります。がれきの処理は個人の住宅や中小企業は国のお金で出 来るんですが、大企業はその対象となっていません。しかしそごうとか神戸製鋼とか、もう 千億、二千億の被害がそれぞれあるわけです。このがれきの処理をなんとかしないといけな い。しかし大企業はまさに自助努力、自分たちでやりなさい、という国の仕組みしかありま せんから、これをどうしたらいいかということで知恵を出しました。つまりそこに働いてい る人たちが元気にならなければなりません。そしたら大企業でも元気になって頂かないかん。 知恵を絞っていろんなことを考えました。
企業に着目をするのではなくて人に着目しよう。 その企業で被災された方が従業員の2分の1あれば、そのがれきの処理をしようという知恵 を出してがれきの処理に公費を投入しました。スピードといろんな知恵を出すことに10年前 頑張った思い出があります。
一昨年
選挙の時に、「この失われた10年の間で、大きな企業はリストラができます。合理化 ができます。しかし3、4人の従業員といった中小企業は、従業員の顔が見え、従業員の家 族の構成まで知っている。そういう人たちはいくらきつくても辞めさせるわけにはいかない。 どうやってしのいできたかというと、預貯金を取り崩したり、不動産を処分していきながら お金を従業員にわたしていた。それが今なんですよ。」ということを話しました。去年は、 まさにそのことで大きな格差を生じさせたのではないか、と思っています。大企業、自動車、 そして金融などは絶好調であります。しかしやっぱり中小企業は、ずっと厳しい状況にある。 東京と地方の格差も広がっています。中間層の厚みがだんだんなくなってきています。東京 と地方、大企業と中小企業のかい離、格差を是正をしていく作業をこれから国として行なっていくことを今、肝に命じているところです。
『京都議定書』
がことし2月に発効します。これは日本がイニシヤチブをとることが大事で、 当時の民主党国体委員長の岩田さんが「環境大臣、京都から国会に帰ってこなくていいから」 と、そういうことで『京都議定書』ができたわけです。しかしあのアメリカ合衆国はそれに 加わっておりません。小泉さんが友人であるならば、そういった辛口のことも言っていかな ければならない、と私は思っています。小泉さんの言葉の軽さの指摘は多いのですが、また 私もあんまり悪口は言いたくないんですが、ここ1、2年全く国民に対しての説明責任があ りません。そして議論をあんまりしません。このことは、政治と国民の皆さんとの差言いますか、心が離れてしまった大きな原因だと思っています。例えばイラクへの自衛隊派遣延長 も国会が終了してから決めました。全く議論をする余地を与えませんでした。
政治とお金の関係も相変わらずです。様々な不祥事がこの間続いているところでありますが、 喝を入れ直してこの第162回国会を頑張っていかなければいけないと思っています。
去年
この場で皆さんに父の教えをお話しました。『生爪剥いでも義理欠くな』。
今年はこの言葉を皆さんにお伝えをしたいと思います。それは『受けて忘れず、施して語らず』という言葉であります。『受けて忘れず』つまり恩義を受けたら絶対忘れないようにし よう、です。そして「施して語らず」つまりいろんなことをお世話したことを吹聴するよう なことはやめよう、ということです。おそらく仏教の言葉だと思いますが『受けて忘れず、 施して語らず』。でも政治家は語っていかなければならないということも先ほど、川端幹事長から教えられました。阪神大震災のことは、今日初めてお話しました。事務所の秘書たち、皆さまにも今日が最初です。私はこれから「受けて忘れず」は、しっかりやっていきますが、 自分がやったことも説明責任という意味でしゃべっていこうと思います。また、いろんなお世話をしたことはあんまり語らずに生きていこうとも思っております。
今日
、この場に平田正源君がおります。去年の10月から11月にかけて私が選考委員会の委員長となって彼を最終的に選びました。彼は、国政の代表として資格充分、しかも人格、識見共に申し分がありません。しかし福岡出身でありますがいろんな意味で知名度がありません。 今日集まって頂いた皆さんはいろんなお考え、いろんなお立場の方々がおられると思います が、平田正源という名前を心のすみにとどめて頂いて、37歳の男が今後チャレンジすること にご理解をお願いをしたいと思っています。
私は今年一年、力強く精いっぱい頑張っていきたいと思っています。 どうか皆さまのお支えを頂きますように、そして今日お集まりの皆さんが今年一年が穏や穏やかで、安全で安心な一年でありますことを心から祈念を申し上げます。 ありがとうございました。
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